0 comments
0 trackbacks

どっちも小さな店だった。
片方は、とても感じのいいウエイトレス(奥さん)がいて、対応が良くて、いこごちもいい。話にものってくれた。ただ、料理が不味い。いや、一所懸命なのはわかる。しかし、なあー、
珈琲で、かわして帰る。とても綺麗な店内に客がいない。

片や、もう一方は、メチャぶっきらぼうで、挨拶もしない。会話もままならない。むしろ、こっち(客)が気をつかってる。
しかし、料理は美味い。品物はラーメンと餃子しかない。絶品だ。行列ができている。ただし、みな餌を待つ鶏だ。食べると、ベルトコンベアー式に、またこの無愛想に輪をかけたような、おばちゃん(多分奥さんだったろう)のレジにならぶ。皆、黙々と食べて、支払って帰る。
もういかないよ、とは言ってはみるものの、そのうち、また並んでいる。常連になると、目線だけだが「どうも」と、言っているような気がする。
確かに、店も、器もきれいだ。塵一つなかった。それに気がついたのはずいぶんしてからだ。余裕がなかったのだ。片方は店がなくなって、片方は、おやじが亡くなった。
どっちも、なくなったが、妙に懐かしい。
(横浜は 菊名 独身寮にいた頃。どうしてだろう、ふと思い出した)

ついでに言うけど、私はあの奥さんの店も、ぶあいそうなおじさんも好きだった。でなければ、最後を見届けなくて済んだ。片方は、閉店の日に、片方は葬式にー、まだ20代だった。

スポンサーサイト

半紙いっぱいに、あふれる文字のように

結果で評価しないで、過程で評価する。

comment iconコメント ( -0 )

コメントの投稿






trackback iconトラックバック ( -0 )

Trackback URL:

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。