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将棋をコップの水に例えた人がいた。
真剣(賭け将棋)の好きな人だった。
強い人と指していると、いつのまにか同じレベルになってる。「そんじぇな、弱いのと指してると、いつのまにか弱くなっている。」

「あのな、コップの水だ。熱いお湯と、しゃっけい(冷たい)水と、たすべ(混ぜ合わせる)。すっとな、おんなじ温度になっぺ。」

はっきりいって、指し手がどうの、どうすれば勝ったのと、
教えてもらうより、この話は大きかった。負けることがひとつも怖くなくなった。
もう、故人になられたが、ときどき思い出すことがある。

「だいたい、一晩中指してっぺ、そすっとな、しょっぱな(はじめ)は実力どおり、負けんだ。けどな、一晩中指してっぺ、すっとな、朝方には、どういうわけかおんなじくれになってる(差が縮まってる)。」

おそらく、このひとから学んだものは大きかった。
生意気な盛りで、20も違うのに、親子ほどにも違うのに、よく食ってかかった。ぶつかった。
本気で怒られた。


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人生の美学

ひめさゆり祭り将棋大会最終便

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